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Level 33 議会塔が傾いて王都をゆすり、埃と煙と炎が王都を覆う。 いつのまにかドラゴンはゴールドドラゴン1体きりになっていた。王宮の塔の天辺に留まっていて、まるで針の上にいるように、塔が小さく見えた。 お、落ちるっ! 飛んでいる感覚はすぐに落ちる感覚に変わって、シンは地上までの距離を測ろうとしてあまりの高さに諦めた。それでも、万が一を探して、必死で身体を動かす。 あれは・・・。 見覚えのある色を認めた瞬間、ふいに身体が軽くなって落下が止まった。 そろそろと炎と瓦礫の間に足を下ろす。 「シンっ、無事?」 「ルナマリアっ?!」 駆け寄るルナマリア。メイリンとレイもいて、すぐに3人に囲まれてしまった。 「どうして、ここに・・・お前ら」 丘の迷宮から王都までは馬車で丸3日はかかるだろう。 「それが、驚きなのよっ!! 私達をここまで運んでくれたっ・・・てのが・・・」 両手を握ってルナマリアが身を乗り出したが、視線がシンから下のほうへと移る。右手に持っているものに気が付いて目を丸くした。 「ちょっと、それ! あんたっ!?」 そう。シンはジュールの杖の宝珠を叩き割ってしまったのだ。 もはやレッドドラゴンを操ることなどできそうもないそれに目を落とす。 「あっ、これ・・・」 シンが事情を説明しようとした時、再び、ドオォォンと轟音が響いた。それとともに突風が鼓膜を打ち、空から瓦礫が降ってきた。頭上を覆う金色の翼はゴールドドラゴンのもの。 竜が飛び立ったのだ。一直線に向かう先にいるのは―――。 4人が目を向けた先に、四肢をついて起き上がろうとしている人物がいた。 服は破れ全身から血を流すその人を4人の誰もが知っていた。 「アスランっ!?」 彼が顔を上げる。けれど、目前にゴールドドラゴンが迫っていて。 ぐわっと牙を剥き出しにした口蓋の奥に炎の揺らぎが起こる。 「やめろ―――っ!!」 シンは手を精一杯伸ばして叫ぶ。 シン達の視界の中に落ちてくる塔の残骸が掻き消える。 ゴールドドラゴンが見事な静止を見せて、アスランの前に降り立つ。巨体を納めるのに邪魔になる地上の建物が崩れて埃と煙が舞い上がり、薄れて引いたそこに、佇む姿があった。まるで静かに立ちはだかるように。 「運んでくれたの、彼よ」 イザーク・ジュール。 ルナマリアが先ほどの会話を続ける中で、銀の髪が白いローブと共に揺れている。 どこかでその名前を聞いた。 ああ、そうだ。確か、この杖の作者だ。迷宮の書斎にいた・・・骸骨・・・。 「えええぇぇぇ!?」 だって、骸骨で、アイツ死んでだじゃん・・・。ナニ、あれ。 シンは目を瞠り、切りそろえられた銀髪のオカッパ男を見る。 ゴールドドラゴンを前に全く動じず、ドラゴンが光り輝いて人の大きさに収束する。今度はシンの変わりに、ルナ達3人が驚く番だった。 「うそっ。あの人、ゴールドドラゴンなの?!」 最も驚いたのは王宮勤めのメイリン。 4人がそれぞれに驚きを隠せない中、玲瓏な声が降ってきた。もはやシンにとっては耳障りこの上ない女の声に反射的に顔を顰める。 「エターナルの危機にイザーク様まで御出でくださったのですか?」 瞬時に返される答え。 「そんな分けないだろう」 骸骨だった時と寸分違わない声。 「そこのバカを連れ戻しに来ただけだ」 「それは困りますわ。エターナルの為に、キラの為に、アスランが必要なのですから」 「ラクス・・・」 キラに寄り添い、イザークと対峙する建国の女王は勝ち誇ったようにイザークを見る。しかし、全幅の信頼を寄せていた相手が、両肩に手を置いて、距離を取る。安心して背中を任せていたはずのキラの態度に、ピンクの髪の女が振り返った。 「もう、いいだろ・・・僕達は間違ったんだ」 Level 34 「ローフルもカオティックもどっちも必要なんだ。・・・だから・・・」 一万年前に、僕らはローフルだけを正しいものとして彼らを駆逐してしまった。 光溢れるこの地。悪や闇のない世界。邪悪なものに脅かされない世界。 「この世界は、不自然なんだ」 「何を今更言っている。失った時間、散った命が戻ってくる事はない」 本当に今更だ。 シンは静かに言葉を紡ぐ3人を遠巻きにして、アスランに近づくチャンスを狙う。ルナマリアとメイリンに小突かれて、再びイザークの後のアスランを見る。あちこち切り裂かれた血塗れの姿。 「それとも、そこまで考えてなかったか? カオティックが滅びれば世界は安定すると思っていたのだろうが。いざ、うまく行かなくなれば今度はアスラン頼みか?」 抽象的な話はシンにはよく分からない。 シンの生まれた時代にはもう、カオティックなど伝説と成り果ててローフルが当り前のものとしてあった。両者の争いなどどこにもない。 ただ在るのは、自分の中で常に葛藤する心。 善い事と悪い事の線引きと、今日を生き抜くことを天秤にかける毎日。 善い事がローフルで、悪いことがカオティック。 世の中はそんな単純じゃない。 それなのに、世界の安定を単純な二元論で語るキラとそれを糾弾するイザーク。 いつまでも下らない話なんてしてないで、アスランを助けろよ! 拳を強く握りこんで、レイに目配せを送った。 「地上に降りて、彼らと戦っているうちに分かったんだ。どっちも必要なんだって、なんとなくだけど」 「当たりまえだっ! 違う考えを悪だと決め付けて、自分達は善だと気取って、あんな山の頂に引き篭っているからだ。見るものも見えん」 黙って聞いている建国の女王。 イザークの指摘に一々反応して、苦い顔をするエターナルの金の竜。 「そんなつもりじゃなかったんだ・・・僕達は・・・ただ・・・」 ただ、何だ。 今更、大昔のことを世界に対して責任を取れとは言わない。 シンが言っても仕方がないことだし、例え、裏がどうなっていようとも、エターナルが大陸で一番大きな、一万年も続く比類なき大国であることには変わりない。だけど。 そんなつもりじゃなかった。 それで済むなら、誰だって悩まないさ。 後悔するんじゃないか、間違っているんじゃないか、もしそうなった時、何が自分に降りかかってくるのか。現実に直面した時、言い訳をして許してもらえるなら誰だってそうしたいさ。 だけど、そんなことは有り得ないのだ。 盗賊には盗賊なりのルール、王なら王の逃れられない責任がある。 贖える枠を越えて、決して自由にはなれない。 「お前の言い訳なんてどーでもいいんだよっ!」 シンは叫び、ルナとメイリンを庇いながら走る。背負い袋をルナマリアになげ、手にした剣を構える。相手は、杖を作った奴と、ゴールドドラゴン。 「その剣を使いこなすか。皮肉なものだ」 イザークがキラを見据えたまま、シンに話し掛ける。背中越しに聞こえる声は明らかにシンの手にある透明な刃の剣を指していて。 「これでもまだ、戦いますか? ラクス・クライン」 イザークの後には剣を構えたシンと、ルナマリアとメイリン。弓を結わえたレイに囲まれるようにして顔を上げるアスランがいた。 対する古の女王には、キラ。 「竜殺しの剣と、銀の竜であるあなたを前にしてできるわけありません」 「ふん。賢明なことだ」 あたかも竜が相手では部が悪いと言わんばかりだが、建国の女王が穏やかな顔をしてシンを見る。ルナマリアやメイリン、レイへと視線を移していく。時は流れ、今、世界を形作っている、この時代に生きているもの達。 「かつて同じ陣営で戦ったあの頃から、随分と時間が経ってしまったのですね」 「死へのいざないは誰にでも平等だ。例えそれが、王国の為に無理をした結果だとしてもな」 それが、因果応報というものだ。 小さく零す。 イザークが振り向いて、シンの肩に手を置く。ひんやりとして冷たい手は、かつてのアスランと同じ感触だった。 シルバードラゴン。 蒼い瞳はドラゴンのもの。 「お前の選択は間違ってない」 「俺・・・杖を」 「世界はもう、伝説からは解放されるべきなのさ」 明聖と言う絶対の価値基準から。 ゴールドドラゴンと言う、絶対の護り手から。 続く、か? 前へ「終焉」 次へ「出発」 あああ・・・やっぱりこんなありがちな展開に。寝る前はあんなに口からポンポン出てきていたイザークのセリフも、二晩寝たらさっぱり覚えていません。そして、シン、なんか背景だよ。
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【作品名】伝説の勇者の伝説 前期OP 【曲名】LAMENT~やがて喜びを~ 【歌手】結城アイラ 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】伝説の勇者の伝説 前期ED 【曲名】Truth Of My Destiny 【歌手】Ceui 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】伝説の勇者の伝説 後期OP 【曲名】Last Inferno 【歌手】Ceui 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□
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暗闇通り探検隊 【 太田ともえ 】 サイレントヒル 民家 17時59分55秒 【 太田ともえ 】 サイレントヒル 民家 17時59分56秒 【 太田ともえ 】 サイレントヒル 民家 17時59分57秒 【 太田ともえ 】 サイレントヒル 民家 17時59分58秒 【 太田ともえ 】 サイレントヒル 民家 17時59分59秒 【 太田ともえ 】 サイレントヒル 民家 18時00分00秒 「何……?」 渇いた喉を潤そうと、蛇口に手をかけた太田ともえは、奇妙な轟音にいぶかしむ。 まるでサイレンのようなそれは、猛獣の咆哮にも思えた。いったい何の合図だろう。 もちろん自分にはまったく覚えがない。 「トモエ、今のは?」 それは同行者であるジル・バレンタインも同じだったらしく、不思議そうな表情で、 壁に開いた大穴からこちらに疑問を投げかける。 「わからない。そっちはど」 それより先の言葉は、口から出てこなかった。瞬きをしている間に、周囲の景色が激変したからだ。 黒、錆、血……。日常から乖離した、荒廃的な色彩。そこから溢れる不穏な雰囲気に、ともえはしばし言葉を失う。 ジルもそのようで、周囲を緩慢な動作で見回している。 「……おかしいわね。ドラッグとは縁がないはずなんだけど」 先に立ち直ったジルが複雑な顔で肩を竦める。 「あなたも見える? “これ”」 ともえは黙って頷く。それに安心したらしく、小さな笑みを浮かべたジルは、今度は台所で流れる水を指差す。 「それじゃ、あれも見える?」 「え? あっ」 自身の持つコップに何が溜まっているのか気付き、和服の女性は反射的に手を開く。 透明な器がシンクの上を跳ねる。蛇口と同様に、そこから赤い水が流れ出す。 「オーケー。私達が見ているのは幻覚じゃない、現実。そういうことなんでしょう」 ため息混じりにジルは言い、額に手をやる。ともえはとりあえず蛇口を捻り、流血のような水流を止めた。 なぜこうなったのか。そんなこと、考えても切りがない。だったら、その現象を疑問にせず、そのまま受け止めた方が無難だ。 第一、次から次へと疑問を抱えては、いずれ処理しきれず頭がパンクしてしまうだろう。 この場合、部屋の内装が悪趣味になり、水道水が飲めなくなった。 それだけの話だ。 もっとも、一人でいてはそんな風に考えることはできず、パニックに陥っていただろう。 認識を共有する人間、それが安堵と冷静を与えてくれるのだ。 “余所者”という疎外感が完全に払拭できたわけではないが、少なくとも今の自分が孤独だとは思っていない。 「オイオイオイ! やべぇよ! ついに幻覚まで見えちまった!」 喚声と共に扉から入ってきたケビン・ライマンに二人は驚きもせず、黙々と民家の探索を再開する。 「あれ……?」 「ケビン、庭の方はどうだった?」 あまりの無関心に呆然としている警官に、元・同僚が声をかける。 西を目指して進んだものの、一向に人に会うこともなければ、“それ以外”に遭遇することもなかった。 これを幸運か不幸か判断するかは別にして、その後三人は辿り着いた民家を中心に声の主を捜すことにした。 生存者が家屋に避難している可能性、自分達の休憩や物色の対象……。理由はそんなところだ。 「あ、ああ。血痕はあったが、誰もいねえ。あるのはボロい傘と、お釈迦になった犬小屋くらいだ」 「そう。無駄足だったわね」 ともえはそばの壁、そこに出来た空間を見遣る。いくら老朽化しているとはいえ、民家の壁を突き破るとは、いったいどんな化け物なのだろう。 わずかに感じる悪寒に身震いする。 「それで、そっちの収穫は?」 「上々とは言えないけど、マシな方よ」 ジルが民家に残されていた物品をケビンに見せると、彼は歓声を上げた。 「ヒュー! サムライブレードじゃねえか、こいつはゴキゲンだぜ」 弾薬や薬品そっちのけで、アメリカの警官はその長物に興味津々である。 「あれって、そんなに人気なの?」 ともえが声を潜めてジルに問うと、彼女は冷めた笑みを浮かべる。 「そうね。工芸品としては結構な人気よ」 たしかにその日本刀は、ともえの見地からも相当な業物だと判断できた。 しかし、武器としての優位性・利便性はどう考えても銃の方が上だ。 同郷の人間が兵器としてでなく、美術品として愛でるのならまだしも、 異国の人間がどうしてここまで喜ぶのか、ともえにはよくわからなかった。 「おそらく私達がいるのはここ」 ジルの指が地図の上、B-1の辺りを叩く。そこにはたしかに今いる民家と、もう残骸でしかない犬小屋が記されていた。 「ここからさらに西に行けば、『駅』か、あるいは地図の外へ向かうことになる。 このまま捜索を続けるか、事態の究明のために動くかで行き先が変わってくるわね」 「駅、か」 抜刀して刀身を眺めていたケビンが、感慨深そうに呟く。 ジルはそれを聞き逃す気はないらしく、すぐに視線を地図からそちらへ滑らせる。 「何か心当たりでも?」 「いや。知り合いがそこで働いていてね。もっとも、ここはラクーンシティじゃねえから、関係はないんだが。ただな……」 「あなたの知り合いもここに来ていたら、関係性があると考えてそこへ向かうかもしれない。そういうことかしら」 口ごもる彼の言葉を引き継いだジルに、ケビンは微妙な顔つきで頷く。 二人の会話を聞いていたともえは、表面は泰然を装いつつも、内心では好奇心が主張を始めていた。 駅とは、あの『電車』とかいう乗り物が停まる、あの『駅』のことだろうか。自分の環境でいうところの、港のようなもの。 しかし駅とは陸地にあるという。電車というものは、船や車より速いらしい。 どんなものなのだろうか。 駅とは、電車とは。 見てみたい。 「そこへ行ってみない?」 若干声が上ずり、冷や汗と羞恥を感じつつも、ともえは平静な風で二人に提案する。 「そうね。警察署に寄ることを考えたら、その方が都合がいいわ」 まずジルが賛成し、指先をC-3の『駅』に滑らせる。「切符は必要なのかしら」 「ま、反対する理由はねえし、それでいこうや」 刃を鞘に納め、ケビンもそれに同意する。 ともえは胸中でガッツポーズをしつつ、二人と共に民家を出た。 【B-1/民家の前/1日目夜】 【ケビン・ライマン@バイオハザードアウトブレイク】 [状態]:身体的疲労(小) 、T-ウィルス感染中 [装備]:ケビン専用45オート(装弾数5/7)@バイオハザードシリーズ、日本刀 [道具]:法執行官証票 [思考・状況] 基本行動方針:救難者は助けながら、脱出。T-ウィルスに感染したままなら、最後ぐらい恰好つける。 1:駅へ向かう 2:警察署で街の情報を集める *T-ウィルス感染者です。時間経過、もしくは死亡後にゾンビ化する可能性があります。 【ジル・バレンタイン@バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ】 [状態]:健康 [装備]:M92Fカスタム“サムライエッジ2”(装弾数12/15)@バイオハザードシリーズ [道具]:キーピック、M92(装弾数15/15)、ナイフ、地図、ハンドガンの弾×2、携帯用救急キット、栄養ドリンク [思考・状況] 基本行動方針:救難者は助けながら、脱出。 1:駅へ向かう 2:警察署で街の情報を集める ※ケビンがT-ウィルスに感染していることを知っています。 【太田ともえ@SIREN2】 [状態]:身体的・精神的疲労(小) [装備]:髪飾り@SIRENシリーズ [道具]:なし [思考・状況] 基本行動方針:夜見島に帰る。 1:ケビンたちに同行し、状況を調べる 2:事態が穢れによるものであるならば、総領の娘としての使命を全うする *闇人の存在に対して、何かしら察知することができるかもしれません。 【アイテム情報】 日本刀@サイレントヒル 威力は全武器の中で最大だが、ヒットする場所によって威力が違うので、背の高い相手以外には長所が活かしにくい。 back 目次へ next 罪と罰 時系列順・目次 輝き 罪と罰 投下順・目次 輝き back キャラ追跡表 next 夕闇通り探検隊 ジル・バレンタイン Creep 夕闇通り探検隊 太田ともえ Creep 夕闇通り探検隊 ケビン・ライマン Creep
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綺羅星と暗闇の狭間 UC 光/闇 (5) 呪文: ■S・トリガー ■バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。その後、相手は自身のアンタップされているクリーチャーを1体選び、破壊する。 作者:翠猫 DMAE-22 「虹王編 第2章 五色乱戦!星王VS双超竜」の収録の呪文。 相手のクリーチャーを2体までタップし、相手のアンタップされているクリーチャーを1体選ばせて破壊する。 収録エキスパンション DMAE-22 「虹王編 第2章 五色乱戦!星王VS双超竜」 関連 《満天と海嘯の境界》? 《深海と堕落の秘宝》? 《冥界と炎獄の魔剣》? 《爆発と鳴動の号砲》? 《深緑と光輪の裁き》? 《綺羅星と暗闇の狭間》 《波濤と猛火の幽霊船》? 《屍と命の歌》? 《天照と月読の舞い》? 《大地と大洋の奇跡》? 評価 名前 コメント
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DQⅦ(3DS版) 3DS版Ⅶの追加要素である【すれちがい石版】の一つ。 固定移民の【バブール】から貰えるすれちがい石版。その名の通り【バブリン】が出現する。 初めてボスを倒すと【超うつくし草】が手に入る。 残念ながら有用な使い方が出来ない石版。なので、クリアしたら早々に捨ててしまっても構わない。
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ボトルリセットのやり方 メッセージボトルを海に流し(白紙でもOK)、オープニング画面で‘すれちがいつうしん’を選択。 みしらぬネコが出てきて「すれちがい通信を行います。フタを閉じてもいいよ」と言ってランプが点滅したら電源オフ! 以上の手順を2回行うのが基本です。 【トップページ > よくある質問と答え】
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ウォーリアオブライト:暗闇の雲 キャラクター間の相性 ウォーリアオブライト? ?暗闇の雲 ウォーリアオブライト側視点 触手2(踊り狂え)はSoLで狩りやすい。というか触手見えたらSoL安定。 派生HP持ちなのでHP有利。 牙系は報復されてもこちらが有利。 死角からのレディアントはまだ良いが、不用意なレディアントはNG。 EX戦 恐らく空対空が主なのでリフレクアタックは意味なし。 雲は弾きHP非確定なのでゲージ不利でも問題なし。 暗闇の雲側視点 対空 回避狩り下盾があるので報復必須。 対空にこだわる必要もないが、相手も近距離を好むので高射式が活きる。 空対空 波動球が機能しやすいか?たまに置いておくと相手を牽制できるかも知れない。 天井激突からのルーンを報復で狩るのは安定しない。 天井同士で前盾を食らうと前盾の2段目がすかる。すかったら受け身触手確定。 EX戦 触手から追撃に行けるのでゲージ不利はそこまで気にならない。 弾きHPは非確定なのでゲージ有利になっても無敵が弾き後のBRVしかできない。前盾2段目ヒットからルーン読みでEX→回避→零式確定。読みじゃないと抜けられないので厳しいがEXからのHPが選択肢に上がるので知っておいて損はないかも。 動画 対戦動画(10年01月23日) 総括 互いにガード技を持っているので回避狩りは読みが必要。 評価投稿用フォーム 評価方法についてを参照し、それに添って投稿してください。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2011/07/18(月) 02 49 25 更新日:2020/11/26 Thu 22 23 39 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ANFO C4 MythBusters TNT スカパー セグウェイ テレビ番組 ディスカバリーチャンネル 不発弾処理場(爆破試験場) ←アラメダ 伝説バスターズ 大爆発で締めくくる 怪しい伝説 愛すべきバカ達 消火訓練場 滑走路 爆撃練習場 私ならダイナマイトで一発だ 試射場 黒色火薬 !? 怪しい伝説(原題 Myth Busters)とは、 スカパーのチャンネルの1つであるディスカバリーチャンネルで放送されている海外のテレビ番組である。 アメリカで囁かれている都市伝説・視聴者から投稿された噂が実際に有り得るかどうかを検証する。 莫大な制作費、実験に使える土地の規模、銃火器・爆発物に関する法律の違い等から日本の同系統の番組とは比べ物にならないほどの迫力で、日本でも人気の番組。 元大リーガーやオバマ大統領(inホワイトハウス)などの有名人がゲストとして出演したこともある。 番組内では特に爆発系が人気…というか、出演者達は爆発が大好きなようで、少しでも爆発が絡んでいれば爆薬の出番となる。 伝説自体は小規模だったはずが、どんどん爆薬を増していった末に大爆発で締める。なんて事も多々ある。 また検証の為には手段を選ばず、状況的にありえないような事でも納得がいくまでやってみる。 実験結果は「BUSTED」(ウソ)・「CONFIRMED」(正しい)・「PLAUSIBLE」(有り得る)の3種類で結論付けられるが、 実験内容が伝説とかけ離れていても「正しい」や「有り得る」とされる場合もある。 【出演者】 アダム・サヴェッジ もさもさのヒゲとメガネが特徴の陽気な人物。 ジョーク・パフォーマンスを交えながら実験を行う。実質的にこの番組のメイン。 実験を率先して活力的に行うが、痛い目に遭う回数も多い。 と言うか、たまに本当に死にかける。 乗り物・コスプレ・爆発をこよなく愛する。 蜂が苦手。 《マトリックス》等、有名映画の特殊効果を手掛けたハリウッドで活躍するその道のプロフェッショナル。 ジェイミー・R・ハイネマン ベレー帽と口元に蓄えたヒゲがトレードマーク。 沈着冷静で、実験も淡々とこなしていく。 ヒゲのせいで表情は読みづらく、無感動なイメージがあるが、無表情のままアダムに引けを取らないボケをかます姿はあまりにシュール。 やはり爆発が好き。 またそのビジュアルから、ファンからセイウチと呼ばれることも。 特殊効果制作会社のCEOであり、自身も特殊効果のプロ。 「私ならダイナマイトで一発だ」 〇3人組 上記の2人とは別の実験を行う。有名映画の検証等のスペシャル以外で2人と絡む事はあまり無い。 グラント・イマハラ 日系アメリカ人。ロボット工学のエキスパートで、番組で使う装置を自作するほど。機械関連の作業は主に彼が担当する。乗り物酔いがひどい。 ジェイミーとは10年以上の付き合い。 しかし、ジェイミーに変装したアダムを近づく(至近距離)まで見抜けなかった トリー・ベレッチィ お茶目なキャラクターで、砂浜に埋められる等実験台にされる事が多く、間違いなくメンバー中最も体を張っている。 見た目とは裏腹に手先が器用で、石灰を削って女神像を製作したことも。高所恐怖症。 登場初期こそまともだったが回を重ねる毎にメンバーと同じようなキャラに。 「また家族が嘆く…」 キャリー・バイロン 伝説バスターズの紅一点。裸の女神像に服を着せてあげたり、実験に使う廃車前提の車に色を塗ったりと優しい。妊娠中にガトリング砲をぶっ放した事がある。 何故か震災後の日本へのメッセージで1人ハブられた。 「これこそが科学よ!」 バスター君 生身の人間を実験台に出来ない場合のダミー人形。 危険な実験に晒される為壊れるのは日常茶飯事。身長・体重はアメリカ人の標準男性に合わせてある。爆発オチ担当。 それ故、伝説によっては出演?しない。 グラント曰く、全員の全身には保険がかけられているとのこと。 他に爆発物・銃器のプロフェッショナル、各分野の専門家が出演する。 「ワインは燃やす物じゃない」 一時期漫才コンビ「パックンマックン」のパックンが吹き替えで放送していたが、不評だったのか字幕放送に戻った。 また、番組終了時に視聴者に向けて怪しい伝説の応募を呼びかけている。 気になる伝説を投稿すれば、いつか2人が検証してくれるかも? さらにディスカバリーチャンネルの番組HPには未公開シーン(1回分{一時間}の撮影が約20時間かかる為)があり、それも呼びかけている。 このふざk(ry素晴らしい番組、時には物理の法則に挑戦して事実と証明したり、逆に撃ち破ったりする。 この度、RPGの使用許可が下りた。 大爆発させないと満足できない方、追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 特ホウ王国でエスパー伊藤が業務用ペットボトルのロケットで飛んだのが合成だと暴いたのってこの番組だっけ -- 名無しさん (2017-08-20 09 56 04) 名前 コメント
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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー 機種:NDS 作曲者:すぎやまこういち 開発元:トーセ 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2006 概要 ハードをニンテンドーDSに移した「モンスターズ」シリーズ。略称は『DQMJ』。 デザイン。システム・世界観等を一新し、新路線である「ジョーカー」シリーズをスタートさせた。 ニンテンドーDSならではの機能を生かした「すれちがい通信」によるプレイヤー同士の対戦が可能。 音楽の方も新シリーズということで新曲が多数用意されており、後の「ジョーカー」シリーズでも使われ続けることとなる。 収録曲(一部仮タイトル) ボールドで表記された曲は本作オリジナル曲。 曲名 補足 順位 モンスター行進曲 タイトル画面、メニュー画面 第2回掘り出し129位NDS321位 ジェイルのアジト ジェイルのアジト、スラム 仲間の集う街 アルカポリス島 モンスターセンター Gピット内 島のマーチ ノビス島、サンドロ島など 宝を求めて ダンジョン モンスターとの戦い 通常戦闘演奏開始時のイントロが従来と違う(ループ時は従来のもの)以降のジョーカーシリーズでも共通 アロマ アロマのイベント コロシアム バトルGP開会式など 競技の館 GP本部、マダム・デオドラの館 王者はどちらだ? マスター戦 強敵出現 ボス戦 悲しみにくれて イベントなど 聖獣のほこら ほこら 聖獣のほこら(高音Ver.) 神獣イベントなど 凍てつく世界 ヨッドムア島 マ素 カルマッソの魔砲珠イベント 暗闇を行く ラストダンジョン 強敵に挑む ラスボス戦、エスターク戦 序曲 エンディング
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僕の心はすっかり落着いた。幾月、幾年と勝手に過ぎてゆくがいい。月も年も、この僕には、何も持ってきてはくれない。何物も持ってくることは出来ないのだ。 僕はまったく孤独だ。なんの期待も持ってない。僕はなんの恐れも無くこの月と年とに相向うことができる。僕の過ごして来たこの幾年かの生活は、まだ僕の手と目の中に生々しく残っている。 西部戦線異状なし エーリッヒ・マリア・レマルク 秦豊吉訳 第七遊撃隊の糧食を持ってきたと大鍋を抱えた白髪交じりの炊事班であるギヨーム爺が言うと、暗闇から僕らは這い出して、その周りにぞろぞろと、まるで蟻のように、彼の周囲に群がった。 ここはサウス・セントラル駅と旧フォート・アラモ基地前駅を結ぶ、二十七番鉄道線の中間駅、ドラッガーのプラットフォームである。今、大鍋から立ち昇る糧食の匂いに集まった飢えた狼が、八人集ったところである。 僕たちはみな土や埃、汚水や血で汚れたボロを身に纏っていて、その上にほつれの目立つ大きなチェストリグやいくつもの弾倉入れがくっ付いているベルトを掛け、手には猟銃店から盗んだライフル銃や拳銃、スコップや手斧を持っている。 頭には垢で黒っぽく汚れた帽子を被ったり、ニット帽を被ったり、運の良い奴はケヴラー防弾繊維製のフリッツヘルムを被っている。僕は運が悪い奴なので、武器は小柄な護身用拳銃に黒い野球帽と、丈夫で殴りやすいスコップを持っているだけである。 ギヨーム爺の周囲に集まった僕らは、各々個性的な行動を取った。隊長代理のユーリはどこで拾ったのかも知らないブリキのコーヒーカップを、ノミだらけのポケットから取り出して、爺の言葉も待たずに大鍋の蓋を開けようとして、掌に平手打ちを喰らって舌打ちしている。 両親をバンガードに拘束されたアフメドは、匂いに釣られたはいいものの、今月が断食であることを思い出してすっかり落ち込んでいた。しかしその隣に居たワイズが「神は天にいまし、地下にはいない」と言うと、パッと黄ばんだ歯を見せて笑っていた。 部隊最年少かつ煙草中毒のスクリューは目深にかぶったブーニーハットの奥から、物欲しそうな目で大鍋を見つめて口からは涎がだらだらと漏れ出して顎にまで伝っているのが暗闇でも分かるほどだった。 ギヨーム爺がユーリを軽く叱りつけた後、説教をして満足したギヨーム爺にユーリはむっつりとした口調で、隊長らしく、はっきりとした物言いで言った。 「第七遊撃隊、隊長代理、ユーリ・オルロフだ。さっさと飯を食わせてくれ。俺たちは腹ペコなんだ。もう三日も食ってない」 「待て待て。第七遊撃隊はこれだけか? 俺は全員分の飯を持ってきたんだ。十六名いたはずだ。全員そろわなきゃ飯は配れねえ。そういう決まりなんだ」 ギヨーム爺がその手には食わないぞ、という風ににやりと口元を緩めると、ユーリは気がふれた女のように口角を持ち上げて、僕らの方を振り返った。 「全員だとさ。ここにいるのが全員だ。残り半分はみんな特高に連れて行かれちまった。銃火器不法所持だとか、不法滞在だとかって理由でな。―――あと殺人罪と反逆罪だったかな」 ああ、そうだ、その通りだと、僕らは統一されていない別々の肯定を口にした。 俺の勝ちだと言いたげにユーリが振り返ると、長く我ら『地下鉄道』の炊事班として暗躍してきたギヨーム爺は、よろよろと後ずさって、ゆっくりと大鍋を地面に置いた。 「俺は腹減らしてると思って、十八名分煮てきたんだ。脂と肉を一緒に煮てきたんだ。でもあんたらは八人しかいやがらねえ」 「そうだ、ギヨームの翁。よくあることだよ。それで翁、十八名分ってことは、煙草ももちろん十八名分あるってことかい?」 「ああ」 ギヨームはパンパンになった背嚢をどさりと落として、中身を僕らに見せた。中にはパンとソーセージ、それから煙草とブランデーの小瓶がそれぞれ新聞紙に包まれていて、仄かに香る肉の匂いが僕らの食欲を刺激した。 「馬鹿馬鹿しいや、全部持ってけ」 その言葉を聞くや否や、ユーリはギヨームの背嚢から食べ物を取り出して、僕らに配り始めた。肉汁で破裂しそうになっているソーセージと、瓶詰されていたキャベツの酢漬けを新聞紙でくるみ、各々が持っているカップに空豆と牛肉のスープを注ぐ。 わいわいと僕らは食べ物に被り付き、その汁に、その肉に、その美味さに吐息を漏らした。怠惰の後の食事は決まって単調なものであるが、長く厳しい労働のあとの食事は、この世の幸福がよく分かると言うものだ。実際、食事をしながら誰かが、この時のために生きてるんだなぁ、と呟いたくらいだ。 牛肉はスープの味が染み込んでいて柔かく、ソラマメは肉の脂を中和するかのようにその独特な触感を口の中に残す。暖かいスープは胃袋から身体全体を暖め、染み渡り、僕らを癒す。胃袋と、カップを持つ手から、僕らの身体は暖められ、戦いと言う凍土から日常と言う安らぎと温もりの世界に引き戻してくれる。 「ああ、やっぱうめぇや」 黄ばんだ歯を見せながらアフメドが言うと、隣に座っているワイズが「疲労は味覚を鋭敏にするんだ」とどこで知り得たかもしれないことを呟いて、一杯目のスープを飲み干したアフメドが「へぇ」と言って感心した。 スクリューは新聞紙を開けると酸っぱくて人気のないキャベツの酢漬けを、実に美味そうに食い始めた。それを見て数人が、これは酢付けじゃないのかもしれないと思って、試しに酢漬けを口にするくらい、上手そうに食っていた。 でも結局、人気があるのはソーセージだ。肉汁がたっぷりと詰まっていて、油でてかてかと光っている。その匂いは、嗅いだだけで僕らの口から唾液がだらだらと流れ落ちる程で、僕らは皆ソーセージ中毒に陥っていたとも言える。 食事は長く続いた。一人二人分の配給がされ、残りの二人分に関しては、ギヨームの分になった。次の配給は十六名分持ってきてくれ、とユーリが交渉して、ギヨームがそれを了解したためである。ギヨームはあれでも狡猾で繊細だと、ユーリは知っているのだ。ギヨームは食事が終わると、背嚢を背負って帰っていった。 「誰か、交換しないか。この拳銃と葉巻だ」 食えるだけ食って、僕らがだらしなく汚らしい地下鉄道に座り込んでいると、スクリューが紙煙草を吸いながら、懐から鉄の塊を取り出して言った。 彼の交換しないか、というのは、決まって紙煙草か葉巻が対象だ。とはいっても、僕らの部隊で煙草を吸わないのはワイズくらいなもので、誰もその鉄塊と大事な嗜好品である煙草を交換しようとは思っていないようである。 アフメドなどはワイズに「吸わないなら、俺が吸うから頂戴」と言っているほどで、スクリューは目深に被ったブーニーハットを、さらに目深に被って、頬を膨らませていじけた。 「それ、なんの拳銃だい?」 スクリューが機嫌を損ねると、大抵悪いことに繋がるのだと知っている僕は、静かに言った。煙草を吸いながら大きな声を出すのは、苦労する。 「四十五口径。葉巻くれるなら、弾もやる。交換するか?」 「葉巻か。それならやる。足りないなら、ブランデーも」 「ブランデー!」 座りながらスクリューが跳ね、スクリューの大声に驚いて皆が跳ねた。僕も跳ねた。 「それなら、入れ物がある。分捕った。全部やる。全部くれ」 「交換だからな。全部やるよ。ほら、葉巻とブランデー」 「ああ」 僕が葉巻五本とブランデーの小瓶を差し出すと、スクリューはそれを分捕って、マガジン三つと革製ホルスターと、弾箱三つを置いて、プラットフォームの奥に引っ込んでいった。 物好きな奴め、と誰かが嘲笑するのが聞こえたが、僕はそれを無視して床に置かれた四十五口径の拳銃を手に取り、マガジンと、ホルスターと、弾の入った箱を回収して、座っていた場所に戻った。 僕が持っていた拳銃は、三十八口径で護身用の小さなものだったから、丁度取り替えたかったのだ。前に、赤毛で華奢で、可愛くてコケティッシュに笑う娼婦に貰った拳銃だから、捨てるのは勿体なかったから、僕は拳銃から弾を抜いてポケットに突っ込んだ。 新しい拳銃は重かった。グリップが太くて、マガジンから覗く四十五口径のホローポイント弾は、無機質な狂気を僕にチラチラと見せる。この狂気は、人を虜にするのだ。銃の狂気に取りつかれると、碌なことがないと僕は知っていた。 身体が覚えた簡易整備で銃の状態を確認し、僕はこれがなかなかの代物であると感じ、惚れこんだ。これがあればなんでも倒せるような気がした。しかし、僕らはしがないテロリストでしかないのである。たかが拳銃一丁でできることなど、些細なことしかないではないか。 「これでお天道様がおがめりゃ、文句ねえんだがなぁ……」 ふいに、ユーリが年寄みたいに疲れ切った声を出して、石綿の灰色と煤の黒で覆われた天井を見上げる。もう僕らは、三ケ月近く太陽を見ていないのである。 地下鉄道の末端である僕らがこれほど苦労したところで、僕らの上で暮らす人々はなんの苦労も無く暮らしていける。僕らが何人この地下で死のうとも、僕らの上にいる人々は僕らのことなど知りもしないのだ。 だが、僕らは戦わなくてはいけないと教え込まされていた。そうすることが自由への道であると。お前たちのしがない、単純で簡潔な人生であると。ボロの服と申し訳程度の武器を手にして、僕らは大人の地上帝国に闘うヒーローなのだと。 理由などない。闘うことに理由がいると言うのは、余裕があるものの言う事である。闘うことに理由などいらない。理由と言うのは、つまるところ、それらしい原因をほじくり出して、お前はこんな悪い事をしているんだと、ぶん殴ったあとで言えばいい話のことなのだ。 食後の休憩が終わり、僕らは旧フォート・アラモ駅へ前進した。そこには第四遊撃隊がいたはずだが、プラットホームには誰もいなかった。争った跡も、野営した痕跡も見つからないのだ。 誰かが噂した。 「スカヴェンジャーが出たんだ」 僕らは震えた。それは僕らにとって、死と同義の名前であったからである。 投稿者 狛犬エルス